雷が鳴ったらテレビを消すは迷信?映らない時や故障した時、保険は使える?

家事
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小さい頃に祖母から「雷が鳴ったらテレビを消すのよ!」
と言われたのですが、それは意味のないことだと
夫とまだ付き合っていた頃に気が付きました。

結婚前、夫はアパートで一人暮らしをしていたのですが、
会社に行っている間にアパートの近くで落雷があり
テレビが壊れてしまったのです。

雷が聞こえたらテレビを消すのではなく、コンセントを抜く。
これが有効的な方法です。
ただ、夫の時みたいに外出していたら手が出せませんよね。

そんなときに使える便利グッズの紹介や、
テレビが映らなくなってしまったときの対処法、
故障してしまった場合どの保険が使えるのか?

などといった情報も書きましたので、
参考にしてみてください^^

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雷の音が聞こえてテレビを消すのが無意味な理由

落雷が原因で家電が壊れる原因は大まかに2つあります。
1つは建物や電線、電柱に雷が落ちて
超高圧電圧が家に流れ込む「直撃電」と言われるものです。

もう1つは雷の放電の影響で電流が流れて
コンセントや電話線、インターネット回線を
通ってきた「(誘導)雷サージ(らいサージ/かみなりサージ)」
と呼ばれる高電圧が原因となります。

直撃雷

残念ながら、直撃雷から家電を守る術は今のところありません。
雷は最大で1億Vもの電圧があると言われているので、
直撃したら家すら危険な状態になります。

けれども雷が直撃する確率は1千万分の1です。
めったに遭遇しないので直撃雷の対策を頑張るより
もう1つの誘導雷の対策をしましょう。

(避雷針も有効でしょうが、必ずしもそこに落ちる保証はありません。)

誘導雷サージ

この雷サージが発生すると、瞬間的に3,000~5,000V、
高ければ1万Vもの電圧が流れます。

家庭で使用するほとんどの家電の電圧は100Vなので
30~50倍、時には100倍もの電圧がテレビに流れることになります。

家にいれば雷注意報が出た段階で、コンセントを抜けばひとまず安心です。

【注意】近くで雷が鳴っているときにコンセントを絶対に抜かないでください!
近くで落雷した場合、最悪そこから感電して
ケガだけでは済まされません。
また、コンセント以外にもLANケーブルや電話線、受信アンテナなど
外とつながっているものは全て外しておきましょう。

ただ、雷注意報が出ている日が家にいる日とは限りませんよね?
そんなときは「雷サージ対応の電源タップ」や
UPSと呼ばれる「無停電電源装置」をセットしておくと安心です。

これを誘導雷が通るところに繋げておけば
雷による高電圧が家電に届く前に消えてくれます。

この電源タップを購入する際に気を付けることは
「最大サージ電圧」に注目することです。

(例えば最大サージ電圧1万Vだったら
1万Vより低い雷サージであれば電源タップが
正常に機能して、テレビに高電圧を流さないということ。)

こちらで雷サージ対応電源タップの仕組や効果などについて調査し、
おすすめの電源タップをご紹介しています。

テレビが映らないときの対処法

未然に防ぐことができれば良いですが、
電源タップを装着していなかったり、外出していたり
していたため、帰宅したらテレビが映らないことに
気が付く方も多いと思います。

「故障した!」と嘆く前に一度テレビを「リセット」してみましょう。

まずリセットする前に確認すべきことは…

〇雷が鳴りやんだか?
〇ブレーカーは落ちていないか?

リセットの方法

リセットの方法はコンセントを電源プラグから抜いて1分待って、
コンセントを繋いでからテレビをつけます。

もしまだ映らない状態でしたらもう少し時間をおいてみましょう。
夫は1時間放置した後に電源を入れたらテレビが復活しました!

残念ながら時間をおいても変化がないようでしたら
故障の可能性が高いです。

故障した場合

家電量販店で購入したとき付けた「長期保証」は
ほとんどの場合、対象外となります。
(自然災害の場合は保証されないことが記載されています。)

そのため、修理をするのなら全額負担になりますが、
最近のテレビは機能が良く、中身も複雑なので
素人が直せるものではありません。

専門家に頼むのが一番ですが、複雑な修理となると
修理箇所のリサーチ、修理にかかる費用(人件費・技術料・パーツ代など)
を含めると費用は10万円ほどに!

もしかしたら新しテレビを買う方が安上りかもしれませんね…。
10万円かけて修理したとしても、テレビが新しくなったわけではないですし。
私だったら泣く泣く新しいテレビを購入するかもです;_;

修理を英断された方は、テレビをお店に持ち込んじゃいましょう
Webや電話でも修理をお願いすることはできますが
家に来ていただくことになるので、出張費用が修理費に加算されます。

節約できるのなら節約しちゃいましょう。

雷が原因でテレビが故障したとき使える保険

落雷が原因でテレビが故障してしまった場合
使える保険は火災保険です。

家の中にある家電製品は「家財」なので
雷が原因で壊れてしまった場合は
テレビが映るようになるために必要な修理代
または買い替えるのに必要な代金が補償されます。

雷の被害に遭ったら覚えておきたい3つのこと

せっかく火災保険に入っていたのに補償されないなんてイヤですよね?

損しないためにも、以下の3つは覚えておきましょう!

・いつ被雷したのか日付や時間を記録しておくこと
・落雷直後に故障したことが分かるように写真に撮っておくこと
・3年以上経過すると請求ができなくなるので早めに申請すること

夫はスカパーのアンテナが壊れてしまったのですが
火災保険で家財も適用になることをすっかり
忘れていて、気が付いたら3年経過していたため
申請ができませんでした。

まとめ

雷が原因で家電がダメになる、ということは知っていましたが、
実際身近な人が被害に遭ったことで考えを改めました。

6月~9月は雷の被害も増えてきますので、
しっかりと対策をしましょう!

雷注意報が出ていたらプラグを抜くことは大事ですが、
雷が鳴っているときは絶対にコンセントに触らないでくださいね!
とっても危険です!

家にいないことが多ければ雷サージ対応の電源タップ
の購入も考えてみるといいかもしれません。

もしテレビが被害にあったとしても、故障したと
決めつけずに一度リセットを試してみましょう。

それでもダメなら自分で修理しようとせず、
専門家を頼りましょうね。
バラバラにして修理不可になってしまっては大変です。

お住いの地域で雷が多発するようならば
火災保険の加入や見直しを考慮するのも一つの手だと思いますよ。

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