忙しい毎日に、手軽で栄養満点な味噌汁は欠かせない存在です。
しかし、ほうれん草のようなアクの強い野菜を使う場合、「アク抜き」が面倒と感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、冷凍ほうれん草を使った味噌汁における「アク抜き」について、以下のポイントを中心に詳しく解説します。
- 冷凍ほうれん草はアク抜きが必要?
- アク抜きの必要性と影響
- アク抜きの方法
- 冷凍ほうれん草を使った味噌汁の作り方
- 冷凍ほうれん草のお味噌汁におすすめの具材
- 冷凍ほうれん草のお味噌汁の保存方法
ぜひ、冷凍ほうれん草で美味しいお味噌汁を作ってみましょう!
冷凍ほうれん草はアク抜きが必要?
結論から言うと、冷凍ほうれん草は基本的にアク抜きは不要です。
多くの冷凍ほうれん草は、鮮度保持のため、収穫後すぐに洗浄、加熱、急速冷凍されています。
この加熱処理によって、アクの大部分が除去されているんですね。
ただ、生のほうれん草をスーパーで買って、洗ってから冷凍したほうれん草でしたらあく抜きは必要です。
あく抜きをしないと、美味しいお味噌汁が作れないかもしれません。
ほうれん草のアク抜きをしなかった思い出の味
突然ですが、私の失敗談を聞いていただけますか?
大学生の頃に、付き合っていた彼にお味噌汁を作ったんですよ。
ほうれん草とお豆腐が入った。
普段、母が作ってくれたように、豆腐の味噌汁を作ってから、生の洗ったほうれん草をバッと入れて、しなしなになるまで火を通したんですね。
それで、一口すすったら、もん絶するくらい苦かったんです。
舌を持っていかれるんじゃないかってくらいのレベルでした。
当時の私は、ほうれん草のアクには苦味やえぐみ、他にも舌触りの悪さの原因となる成分が含まれているのですが、知らなかったんです。
なのであの時、私が美味しいお味噌汁を作るには、アク抜きをしなければならなかったんです。
最近は生のほうれん草でも、苦味やえぐみの少ないものも増えてきましたし、冷凍ほうれん草も苦味がないものがほとんどです。
ただ、ごく稀にですが、冷凍ほうれん草でも苦味の強いものがあります。
その時は、生のほうれん草と同じように、あく抜きすれば問題ないですよ。
冷凍ほうれん草のアクの抜き方
もし、冷凍ほうれん草のアク抜きをしたい場合は、次の方法で簡単にできます。
- 鍋に湯を沸かし、塩を少々加えます。
- 凍ったままのほうれん草を入れ、30秒ほど茹でます。
- ほうれん草を取り出し、水にさらして冷やします。
- 水気をよく絞ります。
注意点として、冷凍ほうれん草は、生のほうれん草と違って、再度冷凍ができないので、食べきれる量を使ってくださいね。
冷凍ほうれん草を使った味噌汁の作り方
続いて、冷凍ほうれん草を使ったお味噌汁の作り方を紹介します。
【基本】冷凍ほうれん草の味噌汁の材料
- だし汁 300ml
- 味噌 大さじ1.5
- 冷凍ほうれん草 50g
- 豆腐 1/2丁
- 油揚げ 1/2枚
- ネギ 適量
これで2人分です。
冷凍ほうれん草の味噌汁の作り方
- 鍋にだし汁と豆腐を入れ、火にかけます。
- 豆腐が温まったら、味噌を溶き入れます。
- 冷凍ほうれん草と油揚げを加え、ひと煮立ちさせます。
- 器に盛り、ネギを散らして完成です。
冷凍のほうれん草を使うときの注意点は、煮過ぎないことです。
煮過ぎてしまうと、ほうれん草の色が黒ずんでしまうので、注意しましょうね。
ほうれん草のお味噌汁におすすめの具材
ほうれん草だけでもお味噌汁は美味しいですが、次の具材と合わせても美味しいですよ!
- わかめ
- しめじ
- えのき
- 玉ねぎ
- 長ねぎ
- 油揚げ
- 卵
とくに卵入りは、タンパク質も摂れるので、忙しい朝にピッタリ。
朝寝坊しがちな私は、よく作って、ご飯と一緒に子供に食べさせてます。
冷凍ほうれん草のお味噌汁の保存方法
作り立ての味噌汁は、冷蔵庫で2~3日保存できます。
必ずあら熱を取ってから、冷蔵庫に入れましょうね。
あら熱を取らずに入れてしまうと、冷蔵庫に入った他の食材も、痛む原因になってしまうので、気を付けましょう。
このようなトレーがあると、早くあら熱が取れるので、オススメです。
食べる前には、温めましょうね。
まとめ
冷凍ほうれん草は、アク抜きなしでも味噌汁に使うことができます。
アクが気になる方は、簡単な方法でアク抜きをすることができます。
ぜひ、お好みの方法で冷凍ほうれん草を使った味噌汁を作ってみてください。
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