炎天下の中、車をちょっと停めていただけなのに車の中はサウナ状態になります。
特に黒だと日光を吸収しやすいから、「チャイルドシートが黒いとその分熱くなるんじゃ?」と心配になりますよね。
もちろん黒の方が光を吸収するので熱くなりますが、茶色だろうが、ベージュだろうがチャイルドシートは熱くなります。
赤ちゃんや子供を何も対策しないで乗せてしまっては、最悪やけどをしてしまうことも…!
この記事では、子供をやけどや暑さから守るために、どうしたらチャイルドシートを冷やせるのかや、熱くならないようにする対策、車内を涼しくする方法をご紹介しています。
チャイルドシートは黒いと子供も暑い!
どんな色でも、炎天下に車を置いていたらチャイルドシートは熱くなります。
我が家の車のシートは白なのですが、座ると熱がこもっているのが分かります。
白でも熱いのだから、色の濃いシートだとなおさらですよね。
そんなアツアツのシートに、赤ちゃんや子供をそのまま乗せるのは心配ですし、ただでさえジッとしてくれないのに、熱かったらグズりがひどくなります。
そこでチャイルドシートを冷ます方法や熱くならないような対策をご紹介しますね。
チャイルドシートを冷ます神アイテム3選
こちらでは、熱くなってしまったチャイルドシートを、冷ますのに使えるアイテムを、3つ紹介します。
ベビーカーにも使える!ズレない保冷剤
保冷剤が良いと聞いたので、保冷剤をタオルなどで巻いて、チャイルドシートの背もたれや座るところに置いていたんです。
でも、すぐに保冷剤がぬるくなってしまったり、ズレてしまい、座り心地が悪くなって子供が大騒ぎ。
先輩のママさんに、何かいい策はないか聞いたところ、チャイルドシートやベビーカーなどに取り付けるタイプの保冷剤をオススメしてもらいました。
子供のこと分かってる!と感動したポイントが2つあります。
- 保冷剤は凍らせてもカチカチに硬くならない
- 専用カバーには断熱材が入っているので、適度な温度を保ってくれる
車が涼しい状態で使うと5時間は持ちますが、熱くなったシートに使うときは持って3時間でした。
夏場に、義実家に行くときに良く使っていたのですが、1つでは途中でぬるくなってしまうため、予備でもう1つ購入しておきました。
ちなみに、保冷剤はクーラーボックスの中に、凍らせたジュースや、お茶のペットボトルと一緒に入れています。
この時のポイントは、断熱に強いクーラーボックスを使うことです。
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「ここまでするのはちょっと面倒…」と思ったあなたに、ピッタリのアイテムもありますよ。
手軽にシューっと冷却スプレー
『チャイルドシートの冷却スプレー』があるのをご存知でしたか?
ドラックストアでたまたま見かけて、購入してみたのですが、シュッとスプレーすると、ひんやりと涼しくなります。
保冷剤のように、事前に冷凍庫で凍らせたり、クーラーボックスに凍らせた飲み物と、一緒に入れる手間がないので、断然便利です。
ただ、難点もあります。
注意しないと、ケガをしてしまう可能性も。
- 車に置きっぱなしだと、缶が破裂する可能性がある
- 冷却スプレーをした後は、火気厳禁!
車に置けないのは、ちょっと荷物になるからイヤだなぁ…と思った方は、次の方法を試してみてください。
アルコール入りのウェットティッシュ
実は、アルコール成分が入ったウェットティッシュも、チャイルドシートを早く冷やす効果があります。
使い方は簡単。熱くなった部分をサッと拭くだけです。
拭いた後、アルコール成分と一緒に、暑さが蒸発するんだそうです。
赤ちゃんのおしりふきだと、アルコールが入っていないので、アルコール入りのものを使ってくださいね。
ただ、冷却スプレーもウェットティッシュも、持続性は長くないので、長時間の外出のときは、こまめに着替えをしてあげましょう。
チャイルドシートを冷やす(冷ます)ことも大事ですが、熱くならないように、対策を取ると、効果が高くなります。
チャイルドシートが熱くならないように対策
チャイルドシートが、熱くならないように、簡単にできる対策4つをご紹介します。
- 色の淡いバスタオルを、チャイルドシートにかぶせておく
- 車用のカーテンなどで、チャイルドシートを直射日光に当たらないようにする
- メッシュ加工のチャイルドシートを用意する
- ガーゼ素材のチャイルドシート専用カバーを付ける
この中で、1番手軽にできて、効果があったのは、車用のカーテンを取り付けるでした。
マグネットでくっつくタイプのものだと、車に詳しくなくても大丈夫!
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本当に楽ちんで、しかも紫外線からも子供を守ってくれるので、得した気分になりました。
ただ、車内が蒸し風呂状態だったら、せっかくチャイルドシートを冷やしたり、直射日光から守ったのに、子供は汗だくになってしまいますよね。
最後に、車の中の温度を、早く下げる方法をお伝えします。
車内の温度を早く下げる方法
車の窓やドアを全開にして、エアコンをかければ、数分で暑さはなくなりますが、環境に悪い気もするし、アイドリングストップができない場合、困りますよね。
そんな時にできる裏技がこちら。
- 助手席側の窓を全開にする
- 運転席のドアを4~5回開け閉めする
これで車の中の温度が、外の温度と同じくらいになります。
それからエアコンをかければ、何もしないときよりも早く、車内の温度を下げることができます。
ちなみに、ドアを開け閉めするとき、思いっきりする必要はありません。
「ドアの開け閉めする時間もない!」という場合は、次の方法を試してみてください。
- 全ての窓を全部開ける
- エアコンを『外気導入』にする
- 外と同じ温度になるまで、窓を開けたまま車を走らせる
- 外との温度と同じくらいになったら、エアコンを『内気循環』に切り替える
- 窓を閉める
どちらも、何もしないでエアコンを付けて走らせるより、早く車の中が涼しくなります。
私は、車内が熱いまま運転するのが嫌いなので、ドアを開け閉めする方を推していますが、ドアを開閉できるスペースがないと難しいです。
まとめ
チャイルドシートは、色が黒いものや、濃い色の方が、熱の吸収が速い分、座る子供はすぐ暑くなってしまいます。
ただ、それは白くても、淡い色でもあまり変わりません。
特に、日陰のない駐車場で車を停めた時のチャイルドシートの熱さは異常です。
熱くなってしまったチャイルドシートを、冷ますのに便利なグッズがこちらの3つ。
- 保冷剤
- 冷却スプレー
- ウェットティッシュ
すこし手間はかかりますが、やはり保冷剤はあると便利です。
また、熱くなりすぎないように対策しておくと、チャイルドシートを冷ます効果を高めることができます。
- 白など、色の淡いバスタオルをかぶせておく
- カーテンなどでチャイルドシートを直射日光に当たらないようにする
- メッシュ加工のチャイルドシートを用意する
- ガーゼ素材のチャイルドシート専用カバーを付ける
この中で、効果を1番感じられたのが、車に取り付けるカーテンでした。
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これに加えて、車内を早く涼しくすれば、暑すぎてグズる時間を短縮することもできます。
- ドアを開け閉めする方法
- 窓を全て開けて、外の温度と同じになるまで走る方法
特に、車の中温度を下げる方法は、何も用意する必要がないので、ぜひ試してみてくださいね。
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